10月29日。
松井夫人。はウェディングドレスを着ることとなった。
しかも大学祭で。
ミスコンの決勝戦でウェディングドレスを着ることとなるが、決してそれではない(爆)。
松井夫人。これに出ることととなってしまったのだ。
さて、松井夫人。背中ぱっくりのドレスを着て後輩に髪を結われていた。松井夫人。嫁になるのである。そして後輩がシンクロナイズドスイミングの人みたいな化粧をしてくれて、松井夫人。緊張。
なんか模擬結婚式ギャグバージョンみたいなので、ステージの周りには知り合いがかなりいた。もちろん部活仲間も来ていて松井夫人。恥ずかしいのなんの。
松井夫人。どうやら1年生のこと結婚してしまったのだ(爆)年下の男の子をかっぱらってしまった松井夫人。新居は早稲田あたりの6畳一間かな(笑)
最後の学校祭。松井夫人。こんな形で幕を下ろした。私はもう4回目だが松井夫人。も緊張していた。言わずもがな婿役の1年生は私の10倍はカッチカチになっていた。そりゃそうだろね。初めての学校祭でこの役はね。大役だぞ(笑)!!
11時半。大体土曜日はバイトで流れてしまう時間である。だけど一秒一秒が水時計みたいにぽとんぽとんとゆっくり進んでいった。
来年から学祭はまた違った形として出るんだ。でももう卒業しなければならない。
ぶっちゃけ、後輩からの追い出しコンパ的な結婚式だったんだけど、学祭のときに企画してくれてありがとう。ちょっとハプニングも起きちゃったけど協力してくれた皆さんどうもありがとう。
あっという間に松井夫人。の宴は終わった。天気も雨が降らなくてよかった。薄日が差し込んで、間に青い空が見えた。
花束はユキに投げつけてやろう(爆)とおもったが、どこかのサークルの子の手に渡った。
今日着たウェディングドレスは部室に寄付をした。
1時間後、松井夫人。は品川にいた。名古屋に帰ろうかなと。
Junction。ジュンク堂ではない。分岐点という意味である。あの瞬間でも、学生と社会人との分岐点かもしれない。
もうひとつ分岐点というものがある。
人が出会い、別れ、また出会うところである。私にとっては渋谷駅と名古屋駅である。これから働くところでも、渋谷駅から乗り換えてどこかに行く。
名古屋駅も実家に帰るときに必ず使う。
そういえば、名古屋駅と渋谷駅でつながっている人っていたな。
そういうときにこの言葉を思い出す。
「一期一会」